施設に入れたところで少しは落ち着くかと思ったが、とんでもなかった。
昨日5/22、1週間ぶりに出社。15時頃早退し、病院に入院手続きに行ってきた。
5/21昼食後に痰が絡み始め、血液中の酸素飽和度が下降。
最下限92%に対して、80%台に。
急ぎ吸引したところ、食べ物のカスが大量に出てきた。
それでも飽和度下がらず、もう一度吸引したらさらにカスが出てくる。
本人も息苦しいと訴え。
熱はないが、病院に救急搬送。左右の肺に陰りあり。
誤嚥性肺炎と診断。CTでは、広範囲に白い影があり。かなり立派な肺炎とのこと。
酸素飽和状態の悪化は21日の昼食後から急に始まったとのこと。
それまで肺炎だったかは分からない。症状は全くなかった。
人工呼吸を3ℓいれて、飽和度が91→98に復活。
22日は1ℓ入れて、99と安定している。
新型コロナではないとは思うが、可能性は否定はできない。
そのため、隔離病棟の個室に入ってもらった。
PCR検査済み。来週には結果が出る。
ふつうの肺炎だったとして、退院まで2~3週間はかかる。
食事を止め、点滴で抗生物質を投与する。
抗生物質が最初から効けば2週間+リハビリ。
但し、入院も長かったし、老人ホームにいて、耐性菌が入っている可能性もある。
合う薬を探して、見つければよいが、見つからない場合は、死に至る。
回付すればまた嚥下のリハビリを始める。
以前も食べなかったということで廃用が始まっている。
どこまで戻るか。前のように食べれなくなることもある。
また食べるようになれば、また誤嚥も起こる、肺炎を繰り返す。
もし食べれなくなったら、経管栄養または中心静脈栄養をしてもらうことになる。
経管栄養は胃管か胃瘻。もしくはもうなにもいれないという選択肢もある。
先日のPCRが陰性だったとしても、油断はできない。
PCRは70%しか分からない。陽性なのに陰性と出る患者が30%はいる。
何度か検査して、陰性が続けば隔離病棟から準隔離病棟に移ってもらう。
準隔離から不通に移れるのはさらに1週間かかるだろう。
結局1か月くらい入院にしてもらうことになるだろう。
また陽性だった場合は当病院では診れないので、感染者指定病院に移ってもらう。
その場合は、TVでよく言っている様に、死に目には会えない。
原因は分からないが肝臓の数値も急に上がっている。
GOT254(基準値7~38 IU/L)、GPT227(基準値4~44 IU/L)。
低酸素状態が続くと肝臓が悪くなる場合がある。
そうやって多臓器不全になることもある。
健康な89歳と比べるとかなり弱っている。
急変して亡くなる可能性もある。
いつでも連絡が付くように、しておいてほしい。