GKをケガではなく交代した試合を見たのは数年前の東京ｖｓ川崎@国立以来だろうか。
日本人を応援するという新たな楽しみを与えてくれた中田の（たぶん）W杯最後の試合はあまりに残念な結果で終わってしまった。
ボールを奪われても追わない選手、同じ角度から何度ロングを打たれも修正できない選手、トラップすら満足に出来ない選手。
そして3点目を取られうなだれて下を向く選手。
そして、そんな選手達を起用し続けた監督。
中田、君の獅子奮迅ぶりに心打たれたよ。
ありがとうジーコ。
あなたの代表は闘争心もなければ、ファンタジーも感じられない。
さよならジーコ。
あなたが決壊させてしまったダムは、しばらく修復不可能かもしれない。
飲み、歌い、笑い、ナンパし、写真を撮りまくり、彼女といちゃつき、またはナンパし、タバコをふかし、とW杯を謳歌するブラジルサポーターと、
気持ち張り詰め余裕なくピッチを見つめる我がサポーター。
観客席にも歴然とその差があった最終戦だった。
